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研究科長メッセージ

研究科長メッセージ東京海洋大学大学院・海洋科学技術研究科では、「地球規模での海洋に関わる諸問題の解決と海洋自体の持つ可能性を追求し、博士前期課程では専門基礎教育に立脚した高度専門職業人を養成し、博士後期課程では先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人や研究者を養成する」ことを教育研究上の目的としています。研究科には博士前期課程に7専攻(定員208名)、博士後期課程に2専攻(定員40名)が設置されており、約660名の学生が自らの研究目標を達成すべく、日夜研究に励んでいます。日本を取りまく海洋は全世界に繋がっていますし、学生の約1/5は留学生ですので、現在、研究科ではグローバル化を重点課題の一つとして精力的に取り組んでいるところです。

平成22年度に採択された文部科学省「日中韓等の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業」においては、大学院博士前期課程に専攻横断的なカリキュラムを編成した「海洋環境・エネルギー専門職育成国際コース(通称「日中韓プログラム」)開設しており、中国・韓国のコンソーシアム校から継続的に留学生を受け入れています。日本人を含めた本コースの特色は、「海外短期派遣実習」においてコンソーシアム大学に滞在し、学習やレクリエーションならびに学生生活全般を現地学生と共に経験することによって、コンソーシアム校や現地の事情について学習し、アジアのグローバル人材に相応しい国際感覚を養うことが可能となっています。大学機関別認証評価において本学の優れた点として認められたこともあり、採択年度終了後の現在においても継続して本教育プログラムは実施されています。

さらに、博士前期・後期課程の全専攻を対象として、全授業を英語で行う「国際海洋科学技術実践専門コース」(平成24年度文部科学省「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」採択)も開設しています。平成28年度には博士前期課程4専攻において8割の講義科目が英語化されています。一方、教員の英語による講義能力の向上も重要ですので、グローバル人材育成推進室によって、大学院英語化FDセミナー、個別英会話研修、英語学習e-ラーニングシステム利用等の促進が実施されています。今後は教員の行う講義だけではなく、新入生オリエンテーションや各種事務手続き等を英語化することで、留学生だけではなく、日本人学生においても国際的視野を広めることができると考えています。

今後も、海洋、海事、水産分野において、グローバルに活躍する高度専門職業人として高い能力・素養を身に付けた人材を輩出するために、学士課程から大学院課程までの一貫教育を充実させる予定です。また、在籍学生の海外派遣及び海外からの留学生受入れを促進するとために、ダブルディグリー等の共同学位プログラムの策定・締結も進めて行く予定です。

大学院海洋科学技術研究科長
井関 俊夫

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