一応、下記プログラムを原案としますが、初日の打合わせ時に受講者と受け入れ教員ならびにTAがディスカッションを行い、受講者の希望する履修項目内容に合わせてプログラムを設定しますので、ご相談ください。
食品微生物を取り扱うための基本操作である培養法による生菌数測定および同定法を学ぶ。培地の作成、無菌操作等の基本技術の習得後、食品中の一般生菌数を測定する。次に得られた菌を純粋分離し、性状試験を用いて同定を行う。この作業を1日目から5日目に行う。
遺伝子手法の基礎を学ぶとともに、食品から分離された菌の同定を行う。食品から分離した菌よりDNAを抽出し、PCR法によって16SrDNAを増幅し、シークエンサーを用いて配列を決定する。配列をデータベースと照合し、同定を行う。この作業を6日目から10日目に行う。
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実験項目 |
担当 |
1日目 |
午前:概要説明(今後の予定、食品微生物の基礎) |
木村、高橋 |
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午後:講義(培養法による生菌数測定法) | 木村 |
2日目 |
午前:菌数測定のための培地作成 | 木村 |
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午後:食品の処理、生菌数測定 | 木村 |
3日目 |
午前:生菌数測定結果の観察 | 久田 |
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午後:純粋分離、性状試験のための培地作成 | 久田 |
4日目 |
午前:講義(培養法による性状試験) | 久田 |
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午後:性状試験 | 久田 |
5日目 |
午前:性状試験結果観察 | 久田 |
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午後:講義(結果の講評)、培地の滅菌処理 | 久田 |
6日目 |
午前:講義(遺伝子手法の基礎) | 高橋 |
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午後:食品分離菌からのDNA抽出 | 高橋 |
7日目 |
午前:抽出したDNAの精製 | 高橋 |
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午後:16SrDNAのPCR増幅、電気泳動での確認 | 高橋 |
8日目 |
午前:講義(シークエンスの原理) | 高橋 |
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午後:PCR増幅産物の精製 | 高橋 |
9日目 |
午前:シークエンスPCR | 高橋 |
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午後:シークエンス | 高橋 |
10日目 |
午前:シークエンス結果解析 | 高橋 |
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午後:総括 | 木村、久田、高橋 |