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修士課程

食機能保全学専攻(食品微生物):木村、久田、高橋

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目的

食品衛生における微生物の基礎知識を身につける。また、食品微生物を取り扱う上で必要な一連の基本操作について学習する。

インターンシップ実施時期および期間

8月下旬〜9月上旬、10〜14日程度
(日程については、他の研究室へのインターンシップとバッティングするなどの場合、期間を分散的に配置することも可能です。相談ください)

実施の案内

3号館1階廊下大学院掲示板に掲示します。

担当教員連絡先

木村 凡
久田 孝
高橋 肇

実験概要

一応、下記プログラムを原案としますが、初日の打合わせ時に受講者と受け入れ教員ならびにTAがディスカッションを行い、受講者の希望する履修項目内容に合わせてプログラムを設定しますので、ご相談ください。

  • 食品の生菌数測定、性状試験
  • 食品微生物を取り扱うための基本操作である培養法による生菌数測定および同定法を学ぶ。培地の作成、無菌操作等の基本技術の習得後、食品中の一般生菌数を測定する。次に得られた菌を純粋分離し、性状試験を用いて同定を行う。この作業を1日目から5日目に行う。

  • 遺伝子配列に基づく分離菌の同定
  • 遺伝子手法の基礎を学ぶとともに、食品から分離された菌の同定を行う。食品から分離した菌よりDNAを抽出し、PCR法によって16SrDNAを増幅し、シークエンサーを用いて配列を決定する。配列をデータベースと照合し、同定を行う。この作業を6日目から10日目に行う。

 

実験項目

担当

1日目

午前:概要説明(今後の予定、食品微生物の基礎)

木村、高橋

 

午後:講義(培養法による生菌数測定法) 木村

2日目

午前:菌数測定のための培地作成 木村

 

午後:食品の処理、生菌数測定 木村

3日目

午前:生菌数測定結果の観察 久田

 

午後:純粋分離、性状試験のための培地作成 久田

4日目

午前:講義(培養法による性状試験) 久田

 

午後:性状試験 久田

5日目

午前:性状試験結果観察 久田

 

午後:講義(結果の講評)、培地の滅菌処理 久田

6日目

午前:講義(遺伝子手法の基礎) 高橋

 

午後:食品分離菌からのDNA抽出 高橋

7日目

午前:抽出したDNAの精製 高橋

 

午後:16SrDNAのPCR増幅、電気泳動での確認 高橋

8日目

午前:講義(シークエンスの原理) 高橋

 

午後:PCR増幅産物の精製 高橋

9日目

午前:シークエンスPCR 高橋

 

午後:シークエンス 高橋

10日目

午前:シークエンス結果解析 高橋

 

午後:総括 木村、久田、高橋

その他(受け入れに当たっての教員側からの要望等)

受講希望者には事前に面接を実施し、モチベーションが低いと判断された学生については受講を認めない場合があります。自発的に目的意識を持って受講ください。