TOPへ戻る プログラムの概要 修士課程 博士課程 お問い合せ
前期課程 研究室間インターシップ開講一覧
修士課程

食機能保全学専攻(食品熱操作工学):酒井、福岡

一覧に戻る

目的

食品加工・調理における様々な熱操作(ジュール加熱,IH,マイクロ波加熱,過熱水蒸気加熱等)の理論と実際を学ぶ.各種伝熱データの取得と加熱加工・調理を施した食品の品質評価法の中から,特に重要な項目について,その手法を学ぶ。

インターンシップ実施時期および期間

開講時期は9月中.日程に関しては,受講生と相談の上決定。

実施の案内

3号館1階廊下大学院掲示板に掲示します。

担当教員連絡先

酒井 昇
福岡 美香

実験概要

食品加工・調理における様々な熱操作(ジュール加熱,IH,マイクロ波加熱,過熱水蒸気加熱等)に関して,実際に食品を製造する過程を体験しつつ,それぞれの伝熱理論に関して理解を深める。
本年度は,次の4項目の実施を予定している.実際の製造を体験するとともに,各種伝熱データの取得を行い,計測手法の実際を学ぶとともに伝熱特性の理解を深める.さらに,実施項目によっては,製品の重要な評価項目となる因子についての分析を行う。

  1. IHクッキングヒーター
  2. ・放射温度計による加熱面の観察
    ・うどんの調理(製品評価:水分変化、表面観察、MRIによる水分分布)

  3. マイクロ波加熱
  4. ・マイクロ波解凍(ランナウェイ現象の観察、誘電特性の実測)
    ・マイクロ波調理(さつまいもor炊飯:食品内の温度履歴・温度分布計測)

  5. ジュール加熱
  6. ・かまぼこの作製

  7. スモークハウス
  8. ・ハムの製造(塩漬から燻煙までの全製造、塩分濃度測定)

その他(受け入れに当たっての教員側からの要望等)

上述の4テーマに関して,12日間程度での実施を予定.各テーマによって実施日数は異なるが,相談の上,各項目の実施日を決定し,すべてのテーマに関して受講する。