魚肉からタンパク質の抽出液を調製して、主要アレルゲンであるパルブアルブミンをオープンカラムによるゲルろ過とHPLCを用いた逆相クロマトグラフーによって精製します。この精製過程で1回目のELISAを、精製品および他の魚類の粗抽出液も用いてウェスタンブロッティング(WB)および2回目のELISAを行います。また、これらの実験に関連して、Lowry法によるタンパク質の定量やタンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)なども行います。
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実験項目 |
担当 |
1日目 |
午前: 全体および当日の実験内容の説明 | 塩見・嶋倉 |
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午後: 使用する溶液などの調製およびゲルろ過の準備 | |
2日目 |
午前: 当日の実験内容の説明およびパルブアルブミンの抽出 | 塩見・嶋倉 |
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午後: 抽出液の濃縮およびゲルろ過 | |
3日目 |
午前: タンパク質の精製に関する講義 | 塩見・嶋倉 |
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午後: ゲルろ過フラクションの吸光度測定 | |
4日目 |
午前: ELISAに関する講義 | 塩見・嶋倉 |
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午後: ELISAの実施 1 | |
5日目 |
午前: ELISAに関する講義およびELISAの実施 1(続き) | 塩見・嶋倉 |
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午後: ELISAの実施 1(続き)および陽性画分の濃縮 | |
6日目 |
午前: HPLCに関する講義および逆相HPLCの準備 | 塩見・嶋倉 |
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午後: 逆相クロマトグラフィーおよび精製物の凍結乾燥 | |
7日目 |
午前: SDS-PAGEおよびWBに関する講義 | 塩見・嶋倉 |
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午後: SDS-PAGEおよびWBの実施 | |
8日目 |
午前: 当日の実験内容の説明およびWBの実施(続き) | 塩見・嶋倉 |
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午後: WBの実施(続き)およびパルブアルブミン濃度の測定 | |
9日目 |
午前: 当日の実験内容の説明およびELISAの実施 2 | 塩見・嶋倉 |
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午後: ELISAの実施 2 | |
10日目 |
午前: データ整理および解析 | 塩見・嶋倉 |
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午後: 総括 |